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リオレウスとリオレイア

リオレウスとリオレイア
リオレウスとリオレイア

モンスターハンターシリーズでおなじみの飛竜「リオレウス」と「リオレイア」同種の雄と雌の関係なので色以外の見た目はほぼ同じである。

展開図としての構造も同じだがポーズと仕上げを少し変えている。

リオレウスの作品は3作目であり、実に7年間設計を続けているといえば聞こえはよいが、大体3年おきに作り直しているだけである。

おそらく、このクオリティを超えるリオレウス作品は今後作れないと思いますのでレウスシリーズはこれで完結になるはず…

前作との違う点は、首の甲殻がよりとげとげしくなった点と頭部を大きくして細部まで作ることができた点、そして尻尾の大きさをより大きくできた点です。

前作より構造を整理したので、すっきりとまとまっているのがわかると思います。

驚異のバイアス154等分ベースの構造。これは等分数の多さが「驚異」なのではなく、通常、蛇腹は4の倍数になるところがそうではないからです。つまり、片側だけ見ると77等分の奇数になっています。これは中央に3列の甲殻の構造が並ぶためです。

154等分は非常に手間がかかるように感じますが、実際は全体に蛇腹折りする必要はなく、背骨方向の中央の一部と頭部から首にかけての一部のみ154等分の折り筋をつけています。

動画では首と足、尻尾の仕込みだけ先に折っていますが、本来は頭部も折ってから全体を畳む方がよいです。動画では撮影の手間を減らすために先に全体を畳みました。

全体的にかなり効率化し、整理したので見た目に反して折りやすいとは思います。

しかし、頭部から首にかけての折り筋は平面化できなかったので展開図では省略している点に注意。厳密には平面化できますが、展開図が煩雑になってより分かりにくくなると思い、省略しました。

前作との違いは特に翼で、かなり効率化しました。細かい翼爪を持つワイバーンであれば応用できるので今後も積極的に使っていきたい構造です。

リオレウスver.2.png

使用した紙 : t-カラペ+t-カラペ
サイズ : 90cm四方

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