あ
行
か
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さ
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た
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な
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は
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や
行
英数字

二種類ある沈め折りの内の一つ。沈める部分を開いて山谷をすべて入れ替える折り方。カドの自由度がclosedsinkに対し高い。
折り紙の手法の中でも、最難関と言われる折り方。カドを内側に押し込むように折る。




つまむように折るという何の説明にもなってないやつ。結局のところ「カドを折りだせ」ということです。
折り図

折り方の手順を示した図のこと。
要するに折り紙の本に載ってるやつですね。
この図があることで展開図折りできなくても折り紙作品を手軽(?)に作ることができます。
実はこの折り図を描く作業が、作品を折る何倍も面倒だったりもします。
折り図

Closed sink
Open sink
沈め折り
つまみ折り
中割り折り
かぶせ折り

段折り
段になるように折る手法。
斜めに段折りすることもある。
どちらが上側に来るか、山折りと谷折りを間違えないように注意。
ウェットフォールディング
紙を湿らせて折る技法。
工程の最後のほうで紙が分厚くなって折れなくなることありませんか?
そんな時は紙を湿らせてみましょう。
すると、あら不思議紙が折れるようになって、完成した作品もまとまっているではありませんか。
このように湿らせると紙が柔らかくなり、さらに形状が維持されやすくなります。
ただし、適切な紙を選ばないと色が落ちてしまったり、紙が歪んでしまったりします。
また、湿らせる程度もほどほどにしないといけないため実はかなり難しいです。
カド
紙の淵ではなく、中央部から折りだされたカド。
鶴でいうところの背中の三角の部分。
基本的には分厚いカドであり、折りにくく、扱いにくい。
また、沈め折りしづらい。
円領域の観点で見ると、領域を多く使い大きい内部カドを折りだすのは紙効率が悪い。
これらの理由から単純な構造に使われることが多い。
しかし、紙の淵ばかりにカドを作るわけにはいかないので、内部カドをどのように使うかは創作のキモである。
例えば短めの尻尾、人の足など分厚いカドが必要な部分に使うと効果的。
とがっている部分のこと。
例えば伝承作品の鶴なら大きいカドが4つ、小さいカドが1つある。
折り紙の創作をする場合、対象物のとがった部分の数だけカドを折りださなくてはならない。
創作技法、理論、基本形のほとんどは適切な大きさで必要な個数のカドを折りだすために使われる。
例えば、人型を作りたい場合、手足のための4本の大きなカドと、頭のための1つの小さなカドを必要とする。
このとき鶴の基本形を使うとすんなり作れると考えられる。
探偵団や他サイトなどでは漢字で「角」と表記されることが多いが、本サイトでは「カド」とカタカナで表記している。
これは角(ツノ)などと違いを明確にするためである。
内部カド



内部カド
樹形図
樹形図とはカドの数と大きさを棒線で表した図である。
数学などで使う樹形図ではない。
折り紙を平面に畳み、平面に対し、横から見ると分かる。
創作の始めに描くことが多い。
また、樹形図を入力すると、その樹形図通りに折れる展開図を出力するTreeMakerというソフトがある。

樹形図

実際に折ったもの
シンプル系
はっきりとした定義はないが、折り工程が少ないもの、要素(カド)などが少ないものなどが、相当する。
折り図化しやすく、動画などで折り方を紹介する場合も多い。
コンプレックス作品と比較して創作し易そうに見えるが、難度はあまり変わらない。
その理由はデフォルメの難しさであり、少ないドット数で絵を描く難しさと同じである。
さらに、創作理論が使いにくいという点も難しさの一因である。
また、シンプル作品も創作者に著作権があるため創作者名を、しっかり明記しましょう。
コンプレックス系


はっきりとした定義はないが、折り工程が多いもの、要素 (カド) が多いものなどが相当する。
コンプレックス作品を折る場合は必要な大きさの紙と、多くの時間を使うことを覚悟しましょう。
創作理論や基本形+αにより創作されることが多い。
また、不切正方形一枚折りがほとんどを占める。
折り図化されることが少ないため、折るには展開図折りを要求されることが多い、さらに仕上げが重要なので創作者以外に折る人は少ない。

伝承作品
鶴や、やっこさんなど、古くから折り方が存在する作品。
著作権はなく作品は自由に使える。
しかし、伝承折り紙を改造、アレンジしたものは著作権があるので、注意。

左右対称

左右対称


不切正方形一枚折り
一枚の正方形で切らずに折る!
ダイヤ型
ブック型

ユニット
複合折り紙の一種。
同じ形に折ったものを複数個組み合わせた作品。
完成形は立体の幾何学体になることが多い。


組み上げる
展開図に特定の角度及び、その倍数の角度が多い作品。
例としては22.5度系の鶴など。
創作の際、特定の角度のみを使うと創作しやすいため、コンプレックス作品の多くは角度系である。
また、45度系の一つである横分子蛇腹法となぜか区別される場合が多い。
角度系
22.5度系
15度系



22.5度系分子1
22.5度系分子2
創作者:川村みゆき
ジオスフィア



15度系分子1
15度系分子2
蛇腹
背割れ
山折りと谷折りが並行に並び、文字通り蛇腹状になる構造。
横分子蛇腹法のことを指す場合もある。
創作の際に元の展開図を崩さずに付加でき、カドを増やしたり、カドの長さの調節をできたり、便利。
ただ、無駄な領域ができるとこも多いため多用は禁物。
また、蛇腹の入れか方は自由であるが、紙の辺に対して並行な蛇腹を入れる場合と、紙の対角線に対し平行に入れる場合が多い。


