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 折り紙初心者のための手ほどき

​折り図(折り方の本)を見て折れない人向け

 折り紙中級者のための手ほどき

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​本格的に創作を始めたい人向け

 基本形の一覧や、理論などのまとめ

折り方のコツ

まずは折ってみよう!

 いろんな作品を折ってみるもよし、色違いをいっぱい作るもよし、一つの作品をきれいに何度も折るのもよし!

とにかく折り紙を手に取り、楽しみましょう。

だいぶムズイ

まだマシ

折り方のコツ
では、折れなくなったときは

 いろんな作品を折っていくうちに難しくて折れない作品が出てくると思います。

そんなときは次の五ケ条を参考にしてください。

 折り図の通りに折ろう!

 折り図は正確に描かれています。

折り図で少し隙間が開いていたり、重なっていたりする部分は、実際にそうなります。

山折りと谷折りも見間違えがちなので注意。

また、工程を飛ばしたりは絶対しないようにしましょう!いいね

こういうとこ
ほんとにずれてる
 折り筋をしっかりつけよう!

 折り紙において折り筋は基礎工事のようなものです。正確にしっかりとした折り筋をつけましょう。折り筋を正確につけることで折り間違いを防ぎ、きれいに仕上がります。

お勧めの付け方は、爪の背で机に押し付けながらスライドさせましょう。

 大きい紙を使おう

 折り図には使う紙の推奨サイズが書かれていると思いますが、基本的にはそのサイズより大きい紙を用意しましょう。

ある程度紙は大きいほうが折りやすいです。

適当な紙でもよいので自分で正方形に切り出して使ってみましょう。

 基本の折り方を覚えよう

 段折り中割折りかぶせ折り沈め折りなどを覚えましょう。

特に沈め折りは難しいですが、基本の技法なのでしっかり理解して折れるようにしましょう。

練習したい方は下の修行編へどうぞ↓

 いったん寝かせよう!

 どうしてもできない作品はいったん置いといて、他の作品を折って力をためておきましょう。

ときにはあきらめも肝心!

ガンバ!
最後に

 あきらめんな!ということで。

一度寝かした作品やあきらめた作品もいずれはできるようになります。

​何度か挑戦してみましょう!

仕上げをしよう!

仕上げ前
仕上げ後
仕上げ
できたけどなんか違う…

 折り図通りに折ったし、間違えてもない、折り筋もしっかりつけた、けどなんか違う…完成写真のようにならない!という方。​

それはずばり仕上げ

そう,仕上げの問題なのです!

ブーッブー♪ブーッブー
ブーッブー♪ブーッブ
テーテーテレッ♪テーテーテレッ♪テーテーテレッ♪
仕上げとは

 仕上げとは、その名の通り仕上げる工程。

折り図の最後のほうに、折り筋が曲線で描かれていたり、急に立体になったりしませんか?それが、仕上げです。

立体化したり、曲面にしたり、しわによって模様付けしたり、丸めてカドを細くしたり…などが一般的です。

​さらに基準線がないことも多く、個人の技量がもろに出てしまう恐ろしい工程。

「折り」以外では糊付けや、針金を仕込む、色やニスを塗るなど加工して仕上げるという方法もあります。

曲面加工
こういうとこ、糊付けしてる
具体的にどうやるか練習しよう!
・立体的に仕上げる

 折り紙は基本的には平面の形で折り進めます。しかし!リアルに近づけたい、平面では物足りない、そんなときに立体的に仕上げなくてはなりません。

​ほとんどの場合折り図に書いてありますが、アレンジや創作の仕上げとして一般的に使われます。

​では次の図のように折ってみましょう。

半分に折る
ひだ折り
​立体化

これが最も一般的な立体化の方法です。

​ろ紙の折り方でおなじみのひだ折りです。

ではもっと折っていきましょう!

・ひだ折りで立体化!
裏返す
全てひだ折り
・へこませて仕上げよう!

 ひだ折りだけでなく、「へこませ」を使うことでより立体的に仕上げよう!

へこませも一般的な立体化の方法です。

​次の図のように折ってみましょう!

​へこませは強く折り筋をつける必要はありません。

ひだ折りして、
上部をへこませる
へこませ
裏返す
・ひだを折り返して開かないようにしよう

 ここまで折ってきて何か困っていませんか?

そう!ひだが開いてしまうのです!

「せっかくひだ折りしたのに全部戻っちゃう~!」とお悩みのあなた。

次にひだ折りの部分を折り返すことで、ひだが開いてしまうのを防ぎましょう。

ひだ部分を裏に折り返し、形を整える
残ったひだを裏に折り返し、形を整える
ギョーザ完成!

 ここまで立体化の方法を書いてきました。

この折り方は動物の「胴体」を折るときに非常に役に立ちます。

ほとんどの場合折り図に書いてありますが、自分でアレンジとして加えてみても面白いかもしれません。

 

 また、今回はしませんでしたが、立体化したところに綿ティッシュを詰めておくと形が保ちやすくなります。

薄い紙で折るときにやってみてはどうでしょう。

たくさん作っても面白い
・カドの形を整えよう!

 カドの形は様々ですが、自分の作りたい形と異なるときがあります。

そんなときはカドの角度や細さなど調節する必要があります。

今回はカドの処理の仕方を学びましょう。

さらに半分に折る

 カドの先の角度を調節しよう。

​適当に折り返して角度をつけましょう。

さらに半分に折る
枠内を拡大
半分に折る
・カドの角度を変えよう!
裏側に折り返す
(内側に入れてもよい)
・段折りでくびれさせよう!

 段折りを入れることでカドにくびれをつけセクシーにすることができます。首や胴体に使ってみましょう。

ただ、カドが短くなるので注意。

段折り
くびれさせる
途中図
途中図
裏側
反対側も同様に折る
・カドを細くしてくねらせよう!
呼んだ?

 カドをつぶすようにして細くし、それをくねらせることで、尻尾や触角をうまく表現できます。

イカやクラゲの触手なども同様です。

カドの先を細くする
カドをいい感じに
くねらせる
さらにいろいろ
くねらせてみよう

 このように段折りによりくびれさせる、細くしてくねらせることも仕上げの基本事項です。

しかし,くねらせはやりすぎるとしわが付き汚くなってしまいがちなので、作品と相談して決めましょう。

 ​また、くねらせてもしばらくすると戻ってしまうことが多いので、針金を仕込むのもよいでしょう。

ヘビ完成!
・翼やヒレに蛇腹折りで模様をつけよう!

 次は折り筋をつけて模様や形を整えてみます。

今回は鶴に蛇腹折りを加えてアレンジしてみましょう。

まずは普通に鶴を折って下さい。
​折り方がわからない方はGoogle先生に質問してみましょう
図のように蛇腹状に折ります。
​角度などは適当でいいです。
完成
かっこいい!
反対側も同様に折る
​蛇腹を少し広げます。
どうでしょう羽っぽくなってますか?

 今回はを蛇腹折りしましたが、その他サカナのヒレや、爬虫類タイプの腹の模様、亀の甲羅など、折り筋で模様をつけるだけで格段にリアルになる場合があります。

また、いろいろな作品に応用できるので、アレンジとして加えてみてもよいでしょう!

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