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イルカマン
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ポケモンスカーレットで初登場の650族イルカマン
一見可愛いイルカだが、一度手持ちに戻してから再び場に出すと
写真のような姿に代わるという特性を持つ。
この特徴を生かしたかったため、初めて変形型の作品を作ることにした。
変形の様子はYoutubeなどの動画で確認していただくとして
このように裏返すと別のフォルムになるというのは初めから決めていました。
その上でネックになったのはシルエットと厚みでした。
変形にかかる工程をできるだけ少なくしたかったので
裏返すだけでほぼ完成になるようにしたいと考えました。
そうすると例えばナイーブフォルムの鼻先がマイティフォルムの頭になるわけですが、
マイティフォルムの頭は丸い形になっています。
ここはどうしても後から折って形を整えなくてはいけません。
こういったシルエットの変化をできるだけ少なく済ませるにはどうすればいいか
考えた結果、胸びれを肩の飾りに、腕は内部から出てくるようにしました。
次に厚みが問題になりました。ナイーブフォルムの形がシンプルなため
あまりにも厚みがあると不自然になります。
そこでできるだけ厚みを減らせるように、
マイティフォルムも含めてシンプルな形にしなければなりませんでした。
そのため、ナイーブフォルムの目の部分のインサイドアウト(可愛くするのが難しいという点もあります)
はなくしました。
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展開図は8等分のグリッドにはのっていますが基本的に座布団ツルなので
畳みやすいと思います。仕上げも見たらわかる感じなので、
展開図折りの難易度はそこまで高くないと思います。
中央が背びれで上部が頭、左右がマイティフォルムの腕になります。
左上と右上は胸びれになります。
"使用した紙 : t-カラペ(白)+薄葉紙(水色)
サイズ : 35cm四方"
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